キューティクルプッシャーを使う前には、甘皮回りの保湿が必要
キューティクルプッシャーは、必ずキューティクルリムーバーやキューティクルクリームなどを甘皮周りに塗って保湿をし、お湯などでふやかしてから使ってください。
▲キューティクルクリームなどで甘皮周りを保湿。
乾燥したままプッシャーを使うと、ルースキューティクルが除去しにくいため無理な力が入って爪に傷をつける原因となってしまいます。
キューティクルプッシャーの正しい持ち方
キューティクルプッシャーは親指、中指、薬指の3本で支えるイメージで持ちます。鉛筆持ちのように人差し指を使ってはいけません。
人差し指を使うと、人差し指に力が入ってキューティクルを押しすぎてしまいます。気を付けましょう。
▲親指、中指、薬指の3本で支えるように持つ。
キューティクルプッシャーの爪に対する角度
▲キューティクルプッシャーは爪に対して45度の角度を目安にして使ってください。寝かせて使ってはいけません。
寝かせて使うと爪と甘皮のポケットにプシャーが入り過ぎてしまい、爪母を痛める原因となります。
さらに爪母を傷めるとボコボコの爪が生えてきて、なかなか元に戻りません。
またプッシャーを寝かせすぎると、ルースキューティクルが除去しにくくなってしまいます。逆に軽い力で使う分にはプッシャーが少々立っていても構いませんよ。
キューティクルプッシャーの使い方の流れ
▲プッシャーを軽く濡らしながら使う。
ルースキューティクルは乾燥すると縮まってしまい、なかなか処理できません。濡らしながら除去しましょう。また濡らしながら行うことで、爪に傷がつきにくくなります。
プシャーを持つ手の小指でしっかり持ち手を支え、安定させてください。
プッシュダウン(ルースキューティクルの除去)
まずはプッシュダウンを行います。
▲甘皮方向に押し上げているように見えますが、爪先方向に向かってプッシュダウンしています。
プッシュダウンすることで、爪の表面にこびりついているルースキューティクルを除去することができるのです。
このプッシュダウンを行わないと、ポリッシュを塗った時にムラがでてしまいます。
▲力を入れず、なでるように。キューティクルルースを除去してポリッシュが村になるのを防ぐ。
プッシュダウンは力を入れずに、軽くなでるような感覚で行います。必ず、爪の根元方向から先端に向かう一方通行でプッシュダウンしてください。
ルースキューティクルが爪に張り付いている場合、引っかかりを感じます。軽い力で行わないと引っかかりを感じないので、力を入れずにプッシュダウンしましょう。
▲キューティクルプッシャーを寝かせすぎるとルースキューティクルが
ひっかからない。角度のバランスを意識しながら行う。
またプッシャーを寝かせすぎても引っかかりを感じません。力を入れずに、プッシャーの角度を意識しながら行ってくださいね。
日常的にジェルをしている人は、爪表面のルースキューティクルがサンディングによって除去されてるため、ルースキューティクルはこびりついていません。
プッシュアップ
プッシュアップしていきます(甘皮除去)
プッシュアップとは甘皮を軽く押し上げると同時に、ルースキューティクルも押し上げることです。
この時も力を入れずに軽く、またプッシャーの角度を意識しながら行います。
適度にプッシャーを濡らしながらプッシュアップしましょう。
またプッシュアップも必ず一方通行です。プッシュしたら、爪からプッシャーを浮かせて元の位置に戻ります。
プシャーで往復するのはやめてくださいね。
▲サイドの皮をスキンダウンして、甘皮に対して放射線状にプッシュアップします。
特にサイドは真上に押し上げると、爪のささくれでもある小爪を無理に押し上げることになり痛みを感じます。
からなず、サイドは真上ではなく、斜め上方向に押し上げましょう。
サイドラインから甘皮につながる角の部分はルースキューティクルが厚く、除去しにくい部分です、丁寧にプッシュアップしてください。
また美しい爪とは、爪の先端、キューティクルともにラウンドと言われています。甘皮の両サイドにカーブを作るイメージでキューティクルを押し上げましょう。
濡らしながら軽い力でプッシュアップします。
反対サイドも同じように放射線状にプッシュアップ、スキンダウンしながら行います。