「ネイルをきれいにすることで、お客様を笑顔にしたい!」そんな想いでネイリストを目指しているあなたも、これから目指そうと思っているあなたも、気になるのが『どうやって働くか』ですよね。
今やネイリストの働き方には様々なカタチがありますが、大半の方がまずイメージするのが、『自分のお店をもつ』のか『サロンで雇われて働く』のかだと思います。
今回はこの2つの特徴を、それぞれのメリット/デメリットを挙げて比べてみます。
ネイルサロン開業ってどうなの?
まずは開業者としてネイルサロンを開業するメリット/デメリットを見てみましょう。
メリット
自分の思い通りのお店がつくれる
働く女性をターゲットにしたい、主婦層を狙いたい、個性的なデザインを売りにしたい、他の美容サービスも同時に提供したいなど、自分の思い通りのお店づくりができます。
サロン勤務よりも収入は大幅にアップ
開業がうまくいけばの話ではありますが、利益が出れば自分の収入もアップ可能です。
やる気次第で多店舗展開も
ネイリストを増やし、店舗数を増やすことで、規模をどんどん拡大していけます。
デメリット
何かあった時の責任は重大
万が一、雇っているネイリストがお客様にケガをさせたり不快な思いをさせてしまったとしても、それは開業者であるあなたの責任になります。売上責任も集客責任も全てです。
開業者のリスクはとても大きいです。
ネイリストとしての施術はできなくなる可能性も
最初は開業者兼現場のネイリストとしてがんばったとしても、いずれは開業に専念していくことが必要になってきます。
ネイルサロン勤務ってどうなの?
次に、ネイリストとしてネイルサロンで働く場合のメリット/デメリットを見てみましょう。
メリット
雇われている安定感でネイルの施術に専念できる
集客や売上管理など、開業面に関することは考えずに、ネイリストとしての仕事に集中できます。
目の前のお客様に「ありがとう」と言っていただける幸せを感じられます。
コンスタントに施術できることで技術向上できる
ネイルが上達する一番の方法は、ひとりでも多くのお客様に施術することです。
お客様への施術や接客を通して学べることはとても多いのです。サロン勤務だと、一日数人、一ヶ月で100人前後など、着実に上達への道を歩めます。
スタッフ同士で刺激を与えあえる
一緒に働くネイリストは、よきライバルでありよき仲間になります。
他のスタッフのよいところをマネさせてもらうことで、上達が早くなります。
デメリット
収入はお店側の方針次第
固定給なのか、時給制なのか、出来高制なのか、いずれにしても収入はお店の方針によるものなので、希望通りとは行かないかもしれません。
忙しさとお給料が見合わない…と感じるお店もあるようです。
人間関係が難しい場合も
ネイルサロンに限らず、女性が多い職場にはありがちなことですが、感情的なぶつかりや嫉妬など、女同士ならではのイザコザに巻き込まれることも…。
スタッフ同士が仲良しのお店ももちろんたくさんありますんで、職場を選ぶ際にはこのあたりの雰囲気もチェックしておきましょう。
まとめ
ネイルサロンを開業するか、ネイルサロンに就職するかは、お客様に直接施術をしたいかどうかがひとつの分岐点になります。
施術することが楽しいなら、ネイリストとして働きましょう。
その先の、ビジネス面に興味があるひとは、ネイルサロン開業という道に進んでみるのもいいかもしれませんね。
いずれにしても、ネイリストのお仕事は、ネイルを通してお客様の日常に笑顔とちょっとした幸せをお届けできる、ささやかながらもとてもやりがいのあるお仕事です。
自分に合った場所と働き方で、ながく続けていけるといいですね。