「たらしこみネイル」とは絵の具アートの一種です。
水分を多く混ぜた絵の具でデザインを描き、余計な水分を除去することで絵の具の輪郭のみが残り、その輪郭をアートとして楽しみます。
簡単に写実的なフラワーアートが完成するので、ペイントアートが苦手な人や、大人っぽいネイルアートが好みの人におすすめ。
カラージェル、アクリル絵の具ともに何色でもOKなので、好みのネイルに仕上げやすいのも特徴です。
また水彩絵の具ではなく、必ずアクリル絵の具を使ってください。水彩絵の具は乾いていても、上からジェルを塗布するとひっぱられてにじみやすいからです。
「たらしこみフラワーネイル」は季節を問わず楽しめるのでぜひ覚えておくださいね。
【たらしこみフラワーネイルの作り方】
動画でも解説しています!
step.1 ベースジェルの塗布・硬化
自爪に行う場合は甘皮ケアとサンディングを行い、ダストを払って消毒をしてからクリアベースジェルを塗布・硬化してください。
しっかりエッジまで塗布しましょう。
step.2 1度目のカラージェルの塗布・硬化
好みのカラージェルを塗布、硬化します。
step.3 2度目のカラージェルを塗布・硬化
カラージェルを2度塗りします。
サイドやエッジまでしっかり塗布してください。
step.4 クリアジェルを塗布・硬化
クリアジェルを塗布・硬化。
このクリアジェルの工程はなくても構いません。
しかし、カラージェルの粒子が粗かったり、未硬化ジェルが多かったりする場合はクリアジェルを塗布してください。
カラージェルの粒子が粗い場合、絵の具がきれいにのりません。また未硬化ジェルが多いカラージェルは拭き取ることでムラが出てしまいます。
クリアジェルを硬化したら、未硬化ジェルを拭き取ります。
クリアジェルを塗布しない場合は2度目のカラージェル硬化後に、未硬化ジェルを拭き取ってください。
カラージェルの粒子が粗い場合、絵の具がきれいにのりません。また未硬化ジェルが多いカラージェルは拭き取ることでムラが出てしまいます。
クリアジェルを硬化したら、未硬化ジェルを拭き取ります。
クリアジェルを塗布しない場合は2度目のカラージェル硬化後に、未硬化ジェルを拭き取ってください。
step.5 スポンジバッファーをかける
拭き取ったらスポンジバッファーをかけて爪全体のツヤをなくします。
ツヤをなくすことで、たらしこみがきれいに仕上がります。ジェルのツヤが残ったままだと、絵の具の水分除去の際、絵の具まで除去されてしまいきれいな輪郭が残りません。
またバッファーよりも粗いゼブラファイルなどをかけてはいけません。ジェル表面に深い傷をつけてしまうと、絵の具が傷に入り込んで広がらなくなってしまいます。
ツヤを消す程度のバッフィングにしましょう。
バッフィング後はダストを払い、エタノールで軽く拭き取ってください。
step.6 アクリル絵の具に水を混ぜる
絵の具に混ぜる水分の量は、「筆が滴らないけれど、筆全体に絵の具がしみ込む程度」です。
絵の具に混ぜる水分の量は、「筆が滴らないけれど、筆全体に絵の具がしみ込む程度」です。
step.7 花びらを描く
水分を多めに混ぜたアクリル絵の具で花びらを描きます。
この時のアート筆は細筆を使いましょう。
1枚花びらを描いたら、筆の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
その筆先で描いた花びらの水分を吸い取ります。
水分を吸い取ったら、再度キッチンペーパーで水分を拭き取ります。このようにして花びらの輪郭だけ残します。
水分を多めに混ぜたアクリル絵の具で花びらを描きます。この時のアート筆は細筆を使いましょう。
1枚花びらを描いたら、筆の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
の筆先で描いた花びらの水分を吸い取ります。水分を吸い取ったら、再度キッチンペーパーで水分を拭き取ります。このようにして花びらの輪郭だけ残します。
絵の具が少し濃いようなら、筆を濡らして花びらをなぞると絵の具が薄まりす。
絵の具を薄めながら水分を拭き取るときれいに輪郭が出ます。
同じように何枚か花びらを描きます。
もし、花びらの水分が上手く吸収できなかったら、少し太めの筆で水分を吸収させてもいいでしょう。楽に水分を吸い取ることができますよ。
花びらを重ねて描くときは、完全に乾かしてから重ねてください。
また花びらを重ねて描く場合は輪郭の濃さを変えると立体感が出ます。
step.8 クリアジェルを塗布・硬化
花びらを描き終わったら、クリアジェルを塗布・硬化してください。
step.9 ストーンなどで飾る
クリアジェルをもう一度塗布し、ストーンなどで装飾します。
step.10 トップジェルを塗布・硬化~仕上げる
最後にトップジェルを塗布して硬化、拭き取って仕上げます。