ダイダイ柄の意味=絞り染め。覚えれば、マーブル模様や、大理石へ応用ができる!
タイダイ柄とは「タイ(tie)=絞る」と「ダイ(dye)=染める」をあわせた【絞り染め柄】のことです。数色の色をぼかすことで絞り染めのような柄が出来上がります。
タイダイ柄の作り方を覚えることで、応用となるデザインのマーブル模様や大理石模様も簡単に作れるようになりますよ。
上手にできるようになるとアートの幅が広がるのでぜひ練習してください。
タイダイ柄ネイルのカラーの選び方=2色以上。同系色だとまとまりやすい!
タイダイ柄は最低でも2色以上のカラーが必要です。色のチョイスはなんでもOK。このようなカラーチョイスのポイントを守るとまとまりが良くなります。
・同系色を選ぶ
・トーンの同じ色を選ぶ
たとえば、このような色味です。
【同系色の例】
・白・乳白色ピンク・ピンク
・ピンク・ピンクベージュ・ブラウン
【トーンの同じ色の例】
・全てパステル調でまとめる
・全てビビットカラー
また、少し華やかさを出したいのなら1色だけ差し色として違った色を加えると発色もよく見えますよ。
それでは、具体的なタイダイネイルの作り方を説明しますね!
タイダイ柄の作り方
step.1 ベースジェルの塗布・硬化
自爪の場合はプレパレーションをしっかり行い、ダストを払い消毒をしてからベースジェルを塗布して下さい。
ベースジェルをエッジやサイドまでしっかり塗布、硬化します。
step.2 ベースとなるカラージェルの塗布・硬化
1度目のカラージェルを塗布、硬化します。今回のベースジェルはベージュ系を使います。
エッジまでしっかり塗布して下さい。
step.3 2度目のベースカラージェルの塗布・硬化
カラージェルを2度塗り、硬化します。
ここで硬化せずにタイダイを作り始める方法もありますが、色が混ざりやすくなってしまうため、2度目も硬化することをおすすめします。
step.4 クリアジェルを薄く塗布
このクリアジェルの塗布を行わないと、タイダイ柄となるカラージェルがぼかしにくくなります。
必ず薄めにクリアジェルを塗布してください。塗布量が多すぎると筆跡が残りやすくなり、仕上がりに影響します。
step.5 タイダイ柄となるカラージェルの塗布~1色目~(濃いピンク)
1色目のジェルをオンします。このカラージェルはタイダイ柄となる色です。
少し薄めにのせたほうが、タイダイの濃淡が出すぎることがなくおすすめです。
もし濃淡が薄すぎる場合はあとから色を足すことができますが、後から色を薄くすることは難しくなるので、あまりたくさんのジェルをのせるのはやめましょう。
ランダムにのせます。ランダムにしつつも、対角線上に乗せることを意識するときれいに仕上がりますよ。
またその対角線上でも、一方はジェルを広げ、反対はあまりジェルを広げないといったのせ方をするとさらに上手なタイダイ柄ができます。
▲対角線上に1色目のネイルが乗った状態。
数色のせるうち、目立たせたい色を広範囲にのせましょう。タイダイ柄にメリハリがつきます。
step.6 タイダイ柄となるカラージェルの塗布~2色目(白)~
空いているスペースにタイダイ柄となる2色目の色をのせます。
1色目と隣り合わせでも構いませんが、色を重ねないでください。
この時も対角線、対角線上の片方はジェルを広げる、片方は広げないことを意識してみるといいでしょう。
step.7 タイダイ柄となるカラージェルの塗布~3色目~(赤)
同じように空いているスペースに3色目のジェルをのせます。
step.8 タイダイ柄を作る
タイダイとなるカラージェルの輪郭をぼかします。筆先を使って少しずつぼかしていきます。筆跡が残ってしまうようなら筆を寝かせて使いましょう。
なるべく色を混ぜないように3色とも、輪郭をぼかしていきましょう。
ぼかしにくいようなら、筆先に少しクリアジェルをとってぼかすと自然なぼかしになります。また、細筆を使ってみるものおすすめです。
色をぼかしていると筆先にジェルが溜まってきます。必ず筆先のジェルを拭き取りつつぼかしましょう。
筆先にジェルが溜まっていると色が混ざる原因です。
自分の好みになるまでぼかしていきましょう。
濃淡が薄くなってしまったら、途中で少し色を足しながらぼかしても構いません。
好みのタイダイ柄になったら硬化します。
step.9 トップジェルで仕上げる
タイダイ柄を硬化したらトップジェルを塗布・硬化します。
最後に拭き取ります。
完成!