どのネイルスクールを選ぶべきかは、思い描く働き方のスタイルによって決まる!
けいこさんは、ネイリスト検定3級、ジェル検定初級の資格をお持ちです。そんなけいこさんに、ネイルスクールの探し方についてアドバイスをいただきました。
ネイリストになってどんな仕事がしたいかまずは考えてみよう。
ネイルスクールを選ぶ前に、最初にどんな仕事がしたいか考えることをおすすめします。いくつかのパターンがあるから紹介します。自分に合った働き方ができるのがネイリストの魅力です。
1.スクールで最低限の技術を身につけて、ネイルサロンに就職。
スクールの3級取得コースなどをピンポイントに受講して、検定で級を取得したら、とりあえず働き始める方法。
スクールに行く予算が少ない人にオススメです。
3級だけ持っていてもなかなか働けるところが見つからなかったり、せっかく採用されても、最初はやらせてもらえる仕事がケアだけだったり、大変な事も多いけど、早くスキルを積めるというメリットもあります。
2、スクールで通常のネイリストコースを卒業して、ネイルサロンに就職。
予算があればもちろんこちらがオススメです。お金をかけただけ、技術は身に付いているから、働きたいサロンへ就職でききます。
就職したい店舗が決まっているのであれば併設のスクールに通うのもネイリストへの近道です。
併設のサロンでは、ネイリストとしてのお客様への施術だけではなく、現場での店舗運営の経験にもなるので、良いサロンに就職したいなら、有利になるでしょう。
3.自宅サロン開業コースなどに通い自宅でサロンを開く。
スクールを卒業したらすぐに自宅でサロンを開業したい人にオススメ。開業の相談にも応じてもらえることが多いですよ。
料金はスクールのカリキュラムによってかなり違います。卒業してすぐに開業したいなら、開業支援の内容をよくチェックしてからスクールに申し込みをしましょう。料金も期間もスクールによってまちまちなので、よくリサーチしてから就学するのがおススメです。
なるべくお金をかけずにネイリストになる方法2つ!
ネイリストになりたいけれど、経済的に厳しい、という方のために、お金をかけずにネイルスクールに通う方法を2つご紹介しましょう。
まずひとつめは、ハローワークの職業訓練でネイリスト養成講座です。なんと授業料が免除になります。
でも諸費用は本人負担、面接に受からないと通えないし、制約が多くて、基本的には勝手に休めねいところがデメリットです。
それでも授業料免除は魅力的ですよね。最寄のハローワークに相談に行ってみてはいかがでしょうか。
授業の内容は委託されたネイルスクールのプログラムに任されているようです。
最近はスカルプチュアの授業がなくジェルのみのスクールも多いのが残念なところです。そして、目標の取得級も3級が多くて実践に役立たないのでは?という声もありますが、
その後どう活かすかは自分の努力次第かもしれません。ハローワークへ相談に行くと、募集要項や募集期間など説明してもらえます。
募集要項にはカリキュラムも載ってるからチェックしてみましょう。
相談員に電話で内容を確認してもらうこともできるから授業内容を納得してから面接へ行くことをおすすめします。
さらにもうひとつ。今、日本ネイリスト協会は設立30周年に伴って「奨学金制度」を新設しました。
この制度は、「JNA本部認定校(ネイル専門学科)で新たにネイル教育を学ぶ生徒のためにJNAから奨学金を支給することを通して、経済面からサポートするとともに技術の向上に寄与し、プロのネイリスト育成と拡大を目的としています。」と言うことらしいです。
今は経済的に大変だけれど、手に職をつけてどうしてもネイリストとして活躍するんだ!という意志のある方にはとてもおすすめです。
JNA設立30周年記念事業「奨学金制度」第2期奨学生 申請受付中!
⇒日本ネイリスト協会の奨学金制度の詳細