ネイルの資格試験に向けて準備をしよう
ネイリスト検定試験の受験を予定している人は、勉強をして試験対策をしていると思いますが、
じつは、受験に際しては、ほかにも準備が必要なことがあります。
ここでは、勉強以外の試験準備についてまとめていきましょう。
検定の申し込み
検定受験のために、まずは正式な試験要項を取り寄せましょう。
日本ネイリスト協会では、「JNAネイリスト技能検定試験要項」を出していますので、
ホームページなどから入手します。
検定試験を申し込む場合は、要項に含まれている払い込み用紙で申し込みを行います。
申込方法は、必要事項を記入して受験料を振り込みます。申込締切日を早めに確認しておきましょう。
試験日の3週間前までには、受験票が届きます。試験会場と時間を確認しておきましょう。
当日は、受験票がないと試験を受けられないので注意しましょう。
試験後は、約1カ月後に合否通知が郵便で送られます。合格すると、さらに1カ月ほどしてディプロマが
送られます。資格証明となるディプロマは大切に保管しておきましょう。
試験当日の注意点
検定の実技試験では、多くの種類のネイル道具を使用しますが、ネイルの道具は受験者が持参します。
1~3級の試験内容に合わせて道具を揃え、忘れ物のないように準備しましょう。
当日、貸し借りをしてしまうと減点対象になってしまいますし、使い慣れた道具でないとネイル
の技術にも影響が出てしまいます。くれぐれも道具の準備は慎重にしておきましょう。
持ち物については、試験要項の出題内容を確認し、足りないものがないようにしておきます。
また、受験票も忘れないように確認しましょう。
モデルの準備
検定の実技試験では、ネイルを施すモデルを用意しなければなりません。
モデルがいないと受験できないので、検定を受けることを決めたら早めに手配する必要があります。
モデルは男女や年齢を問われませんが、皮膚の病気がある場合や妊娠中の人は避けましょう。
検定のための練習にも協力してくれる人であると、落ち着いて試験が受けられます。また、
当日キャンセルするようなことのない、信頼できる人を選ぶようにしましょう。
モデルの爪については、3級の場合は基礎的な技術を見るので美しさは問われませんが、
実技試験は時間が限られているので、ネイルケアにあまり時間のかからない爪であるほうが
良いかもしれません。
2級、1級になると、出来栄えも審査対象になるので、モデルの爪がネイル映えのする爪である方が
有利になるでしょう。
協会主催のセミナー
1級と2級の受験者向けに、日本ネイリスト協会の主催で「受験対策セミナー」が開催されています。
検定の注意事項のほか、講師によるデモンストレーションがあり、モデルとともに実技チェックもできます。
要項に申込書が入っているので、時間に余裕のある人は参加してみると良いでしょう。