【ピーコックの作り方】
ピーコックネイルとはジェルでクジャクの羽を模したのネイルのことです。
ピーコックネイルは初級ジェルネイル検定の課題でもあり、アレンジも利くため幅広いネイルアートを作ることができます。ぜひともマスターしておくべきアートですよ。
この記事ではピーコックネイルの技法と、ピーコック柄を生かしたネイルデザインを紹介します。ジェルネイル検定を視野に入れている人はぜひ参考にしてください。
また、どうせならただのピーコックではなく、ちょっとかわいいピーコックを作りたい、と言う人にもおすすめですよ。
step,1 ベースクリアジェルを塗布・硬化する
爪の場合は、プレパレーションをしっかりおこなってからクリアジェルを塗布してください。
step,2 カラージェルを塗布・硬化する
サイドやエッジも忘れずに塗布してください。
※ベースとなるカラージェルはなるべくマットがおすすめです。ピーコック柄がはっきり、きれいに出やすいですよ。
2度塗りして硬化します。
※この時カラージェルのかすれがでると、爪の表面がフラットでなくなり、あとに作るピーコック柄がきれいに出にくくなります。かすれることなく、カラージェルを塗布、硬化してください。
step,3 クリアジェルを塗布
クリアジェルを塗布しても、この時点では硬化しません。
※ピーコックがにじんで上手に作れない人は、少し硬めのジェルを塗布するといいでしょう。のちにオンするカラージェルがにじみにくく、はっきりとしたピーコック柄が出やすくなります。
step,4 1本目のカラージェルのラインを引く
細筆でピーコック柄の外側となるラインから描いていきます。少しカーブしたラインのほうが仕上がりがきれいになりおすすめです。
今回は上下にピーコックを作るので、爪の上下にラインを描いています。
ラインを引いたら、筆先についたジェルをペーパーナプキンなどで拭き取ってください。その都度、必ず拭き取ってくださいね。
※あまり細すぎるラインはきれいなピーコック柄になりません。それなりの太さを意識してラインを描きましょう。細筆を寝かして使うと、少し太めのラインがぶれずにきれいに描けますよ。
※1本目だけではありませんが、ピーコック柄となるカラージェルはなるべく発色のいい色を使ってください。細かいピーコックでもきれいに仕上がります。
step,5 2本目のカラージェルのラインを引く
2本目のラインは1本目のラインよりもサイドを短めにします。
また、1本目のラインとの間は少しだけ隙間を作りましょう。そのほうがきれいにピーコック柄ができます。
※ラインとラインをくっつけすぎると、カラージェルのにじみの原因となります。逆にラインとラインを空けすぎると、ピーコックに見えません。セルフレベリングしてもジェル同士がくっつかない程度の隙間を空けてください。
step,6 3本目のカラージェルのラインを引く
3本目のラインは2本目のラインよりもさらに少し短くします。ラインの端が一直線上に来るようにできるだけ揃えましょう。
また2本目のラインにくっつかないように少しだけ隙間を空けて下さい。
細筆を拭き取るのを忘れずに。
step,7 4本目のカラージェルのラインを引く
できるようなら4本目のラインもひいてください。無理ならなくても構いません。
ちなみにジェルネイル検定では3色ほどのラインが必要になります。3色でピーコックができればOKですよ。
4本目のラインも3本目のラインより少し短く、さらにくっつけないようにしてください。
step,8 細筆でジェルを引っ張る➀
ラインの中央から、ラインと垂直になるように、細筆の先端でジェルを引っ張ってピーコックラインを作ります
そのあと筆先を必ず拭き取って下さい。
※筆先が少し長めの筆を使ってください。ラインを描いた時の筆と同じでも、違う筆でも構いません。
※筆には圧力をあまりかけずに、筆の先端だけでジェルをひっぱってください。筆先に圧力をかけると太くジェルが引っ張られて、きれいな柄が出ません。
※必ずカラージェルラインの中心となる部分からジェルを引っ張って下さい。端から行うとジェルが寄ってきれいな柄が出にくくなります。
※ジェルをひっぱたあとは、その都度必ず筆先のジェルを拭いてください。ジェルが残っていると余計な色がついてしまいます。
step,9 細筆でジェルを引っ張る②
1本目の引っ張りの隣に、同じように細筆の先端でジェルを引っ張ります。1本目の引っ張りの先端が中心となるような、扇形をイメージしてジェルをひっぱってください。
ジェルをひぱったら筆先に付いたジェルを拭き取ってくださいね。
1本目の反対隣にも同じようにピーコックラインを作ります。
※筆に圧力をあまりかけずに筆先だけでジェルを引っ張りましょう。1本目と同じ圧力で行うと同じようなピーコックラインが描けます。
※ピーコックラインの間隔が均等になるように意識しましょうね。
step,10 細筆でジェルを引っ張る③
扇形の端部分のジェルを引っ張ってピーコックラインにします。
※カラージェルラインの端が飛び出てないようにピーコックラインを作りましょう。そのほうがきれいにみえますよ。
step,11 細筆でジェルを引っ張る③
爪の下半分も同じようにジェルを引っ張って、ピーコックにします。
爪の中央を目指してピーコックラインを作りましょう。
ピーココック柄が出来上がったら、硬化します。
step,12 空いている部分にもピーコックを作る
ちょっとした隙間に、少しでいいのでピーコックを作るとアクセントになります。
少ししかスペースがないのでラインは2本で2つピーコックを作りましょう。
両サイドともピーコックにしたら硬化します。
step,13 仕上げる
最後にクリアジェルを塗布、ストーンやラメなどをのせて硬化します。
トップジェルで仕上げます。
※今回は一方方向にピーコックラインを引きましたが、交互に方向を変えたり、直線の上にピーコックラインを作ったりするものきれいですよ。