ネイリストは将来の仕事として生き残るの?
ネイリストの仕事はAIでなくなる?なくならない?
結論は、
- 創造性が必要なネイルアートはなくならない
- 創造性が必要ないネイルは機械で代用される
ということになります。
ネイルの機械も発売されていますが、見ていただければわかるように、単に”ネイルシール”ですよね。ネイリストが施術するジェルネイルとは質が別物という事が分かります。
ネイルアーテイストは、代替え不可能な100の職業に上がっている
ネイルアーティストは、AIによる代替の可能性が低い職業100に上がっています。
人工知能やロボット等による代替可能性が低い 100 種の職業(50 音順、並びは代替可能性確率とは無関係) 2015 年 12 月 2 日
将来的には、労働人口の49%がAIによって消滅するだろうと言われています。
AIによってなくなる職業
- 一般事務員
- 医療事務員
- 受付係
- 銀行窓口係
- 検収・検品係員
- 宝くじ販売人
- 学校事務員
などなど、事務系・受付・窓口など女性が多く従事している職業も見られますね。
AIによってなくならない職業
- アートディレクター
- アロマセラピスト
- ネイルアーティスト
- 学校カウンセラー
- グラフィックデザイナー
- スタイリスト
- 雑誌編集者
- 舞台演出家
- 舞台美術家
- フラワーデザイナー
- フリーライター
AIによってなくならない職業は、創造性が必要な仕事、人を癒したり、相手の話を聞くなど人の心の理解が必要な仕事です。
ネイルの施術も、単に爪のお手入れというだけではなく、お客様のお話を聞いて寄り添ったり、疲れを癒すことができる仕事であることは間違いないですね。
例えば、マッサージなど、すでに機械もありますが、明らかに人の手で行うマッサージの仕事はなくならないですよね。
ネイリストが生き残るためには
①自分だけにしかできないネイルアートを作る努力
機械・AIにとって変わられない方法は、機械にできない独自のネイルデザインを提供するセンス。
セルフネイルが流行っていたとしても、プロにしかできないデザインがありますよね。
- アート・デザインの研究・練習
- ネイリストのイベントなどで最新情報を得る(ネイルエキスポ)
- プロネイリスト向けのセミナーや講座を受け、勉強する
②お客さまを癒す会話術を磨く
セルフネイルが流行する中、ネイルをしてもらうのは癒しの時間と考える方もいらっしゃいます。
普段忙しく働いているので、休日はゆっくりネイルしてもらいたい。
仕事で身だしなみに気を遣うので、プロに綺麗にネイルしてもらいたい。
ネイリストと楽しい会話を楽しみ、指先を綺麗にしてもらえば、気分も上がります。
会話もなく、技術力もなければ、やはりAI・機械にとって代わられることが多いかもしれません。
AI(機械)台頭したとしても、人の手によるものは生き残る
機械にできない創造的なデザイン・お客様との信頼関係・会話を楽しむことも含めたネイルの施術は確実になくならないはずです。
ネイルの絵柄を書く機械ですが、この絵を考えるのも人間です。逆に、こういった機械に利用するネイルデザイン・アートを考える、プロデュースする職業も生まれるかもしれないですね。